大分市で不動産売却（戸建て・土地など）を行う前に基礎知識をチェック！

不動産売買の流れ

マンションや戸建てなどの不動産売買をする場合、一般的に5つのステップで進めていきます。

大分市で不動産売却を行う前に、不動産売却の全体像を把握しておきましょう。

不動産会社に相談する

まずは不動産会社を選び、売買の相談をします。対面相談を行う際は、売買に必要な書類を用意しておくとスムーズに話が進みます。必要書類は、以下のようなものが挙げられます。

• 登記済権利証
• 間取り図
• 境界確認書
• 固定資産税納税通知書
• 建築確認済証
• 身分証明書
• 印鑑証明
• 実印

土地や家の所有者を証明する書類ですので、不動産売却では必須です。売買契約時にも必要になりますので、できる限り早めに準備しておくことが望ましいでしょう。

不動産会社に相談するときは、同時に所有しているマンション・戸建て・土地の価値査定を受けます。不動産会社により査定価格が異なることもありますので、複数の不動産会社に査定を依頼して比較・検討を行い見極めることも大切です。

媒介契約を結ぶ

査定後は、売却活動をするための契約「媒介契約」を不動産会社と結びます。

売却成立後に不動産会社に支払う仲介手数料の額や、売却活動の内容について確認し、納得したうえで契約を締結します。

売却活動を開始する

売り出しが開始された土地や物件の情報を見て、購入を検討している方が内覧に来ます。場合によっては、売主が立ち会って案内を行い、対応することもあるので、事前に準備しておく必要があります。

買主と売買契約を結ぶ

購入者が決定したら、不動産会社により買主側の「住宅ローン事前審査」が行われます。価格や引き渡しについての最終確認を行い、問題がなければ売買契約書を締結します。

決済後物件を引き渡す

売主側に住宅ローンが残っている場合は引き渡し前に、完済手続きや抵当権の抹消手続きが必要です。

決済完了後は名義を買主に変更し、売却は完了となります。

売却期間の目安

マンションや戸建ては住んでいなくても持ち主には税金がかかるため、不動産を売り出したらなるべく早く売りたいものです。実際に、売却期間はどれくらいかかるのでしょうか？

不動産売却にかかる平均期間について見ていきましょう。

不動産の売却活動を開始してから売れるまでの期間は、平均で3～6ヶ月といわれています。一般的に、戸建てや土地の場合は隣地境界線がはっきりしていない物件が多く、測量を行ってから売る必要があるため、マンションよりも売却に時間がかかります。

購入希望者が1ヶ月ほどの短期間ですぐに見つかるパターンもあれば、1年以上決まらないこともあるのが不動産売却の難しいところです。

なぜこれほどまでに期間にバラつきがあるのでしょうか？

それには、以下の理由が挙げられます。

土地や物件の価格

地域の相場に見合った価格で売却されているかどうかは、重要ポイントです。

相場以上の価格だと、売却には時間がかかります。また、似たような物件が近くにある場合は、価格の安い方に買い手は流れてしまいます。

エリアや条件

売り出す土地や物件のエリアに需要があるかどうかで売れやすさは大きく変わります。注目されているエリアであれば早く売れる可能性は高まりますので、大分市内の人気エリアなどを把握しておく必要があります。

売り出す時期

不動産売却には売れやすい時期が存在します。一般的には就職や転勤などで家探しが活発になる春や秋に売れやすい傾向があります。売却にはタイミングも重要ですので時期を見て動きましょう。

不動産会社との相性

不動産会社は、戸建てやマンションなど、取り扱う物件の得意不得意があります。大手の不動産会社だからといって全てに精通しているとも限りませんので、不動産会社選びは慎重に行いましょう。

地元の不動産業者に依頼するメリット

地元の不動産業者は、地域密着型であるためその地域の情報に精通しています。

地元の不動産業者に不動産売却を依頼するメリットを3つご紹介します。

地域の特徴や情報に詳しい

地域密着型の一番のメリットは、地元の情報に詳しいという点です。その地域の歴史にも詳しいため、大手不動産業者にはない情報を持っている可能性が高いです。地域の特徴やトラブルなど、なかなか知れない情報も教えてくれます。不動産独自のネットワークや人脈がある点も地域密着型の強みです。

買い手が多く集まってくる

地元の不動産のみを扱っているため、その場所の家や土地を探している方が多く集まってきます。地域の人達との繋がりもあるので、よい条件の物件を探している顧客を抱えていることも多く、すぐに買い手が見つかるケースもあります。

信頼関係が築きやすい

地域密着型の会社は扱うエリアが狭いため、大手に比べて顧客数が少ない特徴があります。そのため、信頼関係が築きやすく親身になってくれる可能性が高く、融通が利きやすいというメリットもあります。

地域密着型の不動産業者は、地域住民と上手に関わっていくことが今後の存続にも影響しますので、丁寧で親切な対応をしてくれるところがあります。不動産売却は人生の中でも大きなイベントですので、相性のよい不動産業者を見つけて協力して売却していくことが大切です。

信頼できる不動産業者の選び方

大分市での不動産売却は、信頼できる業者に依頼することが重要です。こちらでは、大分市にあるナイスエリア有限会社が、信頼できる不動産業者の選び方や注意点をご紹介いたします。

不動産業者の実績や得意分野を確認する

まずは検討している不動産業者の実績を確認する必要があります。不動産業者の業務は売買だけでなく、賃貸や物件管理などがあります。不動産売却が目的なら、対象となる不動産の売却を得意とする業者に依頼することをおすすめします。戸建て・マンション・土地と、売却可能な不動産にも種類がありますので、依頼する前には業者のホームページでチェックしましょう。

提案内容やサービスを比較する

不動産売却を行うためには、業者と媒介契約を結びます。媒介契約は3種類あり、複数の業者に仲介の依頼ができる「一般媒介契約」が売主にとって一番自由度が高いといえます。

「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」は、契約できる業者が1つに限られているため、業者側の収益性は高くなります。

また不動産業者によって、あらゆるサービスが提供されています。例えば売れなかった場合の買取保障や、売却後の設備の不具合を保証してくれる設備保証など、サービス内容に着目するのもよいでしょう。

丁寧で正確な対応かどうか

不動産売却は慣れている方の方が少なく、不安や疑問点など当然たくさん出てくるでしょう。スタッフの対応が親身で丁寧か、わかりやすい説明をしてくれるかどうかは大切なポイントです。担当スタッフが宅地建物取引士の資格を持っているかどうかも確認しておきたい点です。